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感動の夜の想いで・・

 投稿者:さるお  投稿日:2011年 5月 7日(土)17時18分48秒
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  5月2日、映研の懐かしいメンバーと新宿GD街で飲んだ。
とりわけ、藤田監督との再会は夢のようで・・・。
彼は放送作家の高橋君(彼も後輩)と一緒に遅れてやって来た。(ドキドキ)
幹事のりょうさんが隣の席を空けてくれる。(感謝!っす)

さるお「僕とか覚えているの?」
監督「覚えてますよ。僕が映研に入った日にニューアサへ飲みに連れて行ってくれたのがさるおさんです。」
さるお「!! 僕は実はよくは覚えてなかった。でも、すかんぴんさんから『大学の後輩が映画を撮った』というメールをもらって『全然大丈夫』を観に行って、なんと、映画を観ているうちに『藤田って、あいつかな』って思い出してきた。」
高橋君「え!それはすごい!映画で藤田を思い出した!」
さるお「本当に本当で、でラスト近く、『剣菱』を荒川良々が差し出すカットで決定的に思い出した。神戸のあいつだ!一緒にダニエルシュミットの『ヘカテ』を観に行ったやつだってね。
監督「アテネフランセ・・」
さるお「その後、お茶ノ水のルノアール(喫茶)で映画の話をした。マクガフィンやキッチュという言葉はその喫茶で監督から教えてもらったんです。」
監督「逆にそれは覚えていない。でもアテネフランセで『ヘカテ』は観たし、キッチュという言葉は一時期よく使っていたのでそれは間違く僕ですね(笑い)」

     ( 略 )

さるお「僕は『全然大丈夫』のすごさ・面白さは、すべて表現の『さりげなさ』にあると思う。たとえばエレベーターから凄いメイクをした妖怪やゾンビが大勢、どっと出てくるシーン、あれって2,3秒しか画面に映らない。なにかと大変手間のかかったシーンだと思うけれど・・」
監督「あの短さでいいんです。あれは僕の指示です。実は、あの映画を撮るときに一番気をつけてたの語りすぎないということでした。くどくど説明するカットはやめようと思った。」
さるお「大方はギャクシーンの積み重ねで映画は展開されますが、ラストの、みんながゴロ寝してしまった長廻しのショット、木村佳乃が岡田君に一言だけ『ありがとう』という。そのあと岡田君も『この奈良漬うまい!タッパにいれてもって帰りたい』なんていって映画は終る・・このさりげなさって最高ですね。大好きなシーンです。実は内気で不器用な彼女ですが全てを(岡田君役の気持ちを)わかっていたんですよね。」
監督「プロデューサーから恋の物語性を強調しろといわれたけれど、僕はそういうのをあまり表に出したくなかったんです。」
さるお「なるほど、『ありがとう』の一言だからこそ、ああいう独特な情緒が出るわけですね」

  (略)

さるお「冒頭の木村佳乃がホームレスの女を望遠鏡で覗くカットから荒川君が木の上で真正面を向いて怪談話を語たる~あたりまでのショットのカット割りと構図、そしてユニークな演出の連続的なテンションは、映画史上稀では?少なくとも僕の映画的記憶ではああいう冒頭は存在しない。本当に面食らってしまいました!」
監督「実はあれもやりたかったことです。これまでのそういうふうな感想を言ってくれた方がいなかったので本当に嬉しいです。」

(略:
1.「お姉さんがお見舞いに来たときの姿勢の凄さ」あれは彼の演出ではないが女優の演技で面白いと思ったので何もいわなかったとのこと。
2.「突き指や椅子の裏のガム」の発想→は彼の長い間病院でのアルバイトによるものらしい・・等など、いっぱい話しをしてくれて ~ ~ )

さるお「監督の歴代映画のNO1って何ですか?」
監督「NO1ですか?難しいな・・多すぎて」
さるお「じゃ・・一応最近のNO1ということで」
監督「家で飲みながら観るぶんには『パピヨン』なんか好きですね」
さるお「へ~意外と大衆的でまたそういうのが嬉しいです。僕は清水宏が好きなんです」
監督「清水宏!僕も好きですよ。特に「簪(かんざし)あの学者先生が大好きで!実は、『全然大丈夫』は、あの映画に影響されている発想が多いんです。」

 他、彼は「サバ」という作品を僕に観るように薦めてくれたうえに、ビデオ屋にない作品も後日送るといって住所まで聴いてくれた。(嬉しすぎる!)
さるお「僕の兄は昨年なくなりましが・・。でも本当に『全然大丈夫』を何度も何度も観てました。彼も素人ながらも曲を作っていてサバという言葉が出てくる曲もあります。ぜひとも聴いて下さい!」といって兄のCDを彼に渡した。

明日にでもツタヤにいって「サバ」を探してみようと思う
 
 
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