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<思いやりのあるコミュニティ宣言>
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てつろうさんへのお返事です。 > 私の絵画教室に10年ほど来てくれているMさん(female)。 > 某高校のベテランスペイン語教師でラテンマニア。毎年のようにメキシコ、キューバと旅行に出かけ > あちらの風景を描いて、教室の展覧会に出品されています。 > 先日、美術の香りあふれるメールをいただきましたので、私一人読むのももったいなく思い紹介させ > ていただきます。 > > > 先日代休をとってフェルメール展、ワイエス展、映画「消えたフェルメールを探して」を > 見て、夕方部活に出勤というハードな一日を送りました。 > > フェルメールは混んでいましたが普通に入れ、出てくる時は40分待ちの行列になってました。 > なんかもう観光地って感じですね。映画の方はまったく違うと言っても同じフェルメール > がテーマなのに、なんとお客は3人でした。なかなかおもしろいのに。 > > ワイエス展はとてもとても良かったです。平日で人が少なくゆったり見 られたせいもあ > るかもしれませんが。画集で見た絵がいっぱい並んでいて、自分でも描いてみたいと思 > いながら見てました。でも、ずうっと見ていると、こういう世界には住みたくないなあ。 > パパラ パッパパパーなんて、マリアッチの音でも欲しくなる気分でした。 > > メイン州、ペンシルベニアのイメージも変わって、ニューイングランド やアメリカ文学 > への新たな興味も湧きました。 > > > で、私の返信。 > > フェルメールとワイエスと映画ですか。その後お仕事と。すごい。 > 超充実ですね。 > > 残念ながらワイエスは本国で日本ほどは評価されていないようです。 > あちらには古きよきアメリカを描く絵のジャンルがあって、 > 一般に親しまれてはいても、芸術的に高い評価をうけると言う感じではありません。 > ワイエスもその中の一人、と思われがちのようです。 > > 独創的な構図や微妙な色彩、完璧なデッサン力と、いわゆる具象傾向では > 彼以上の画家はなかなか見当たらないと思うんですけどね。 > > フェルメールも似たところがあったと思います。 > 当時、オランダで盛んに書かれた生活日常画のジャンル画家の > 一人と見られ、ずっと歴史に埋もれていたのです。 > 彼の真価が再発見されたのは、没後200年たった19世紀末だそうです。 > > ジャンルの束縛から逃れるためには、それだけの時間が必要だったんでしょう。 > ワイエスはジャンルそのものを知られていない日本で真価が認められたわけです。 > > ところで、この二人の画家には置かれた境遇の他にも、共通点があると > 私は思っています。 > それは、構図の作り方のある部分なんですが、いずれこの件は > 執筆して本にするつもりです(いずれというのは来世もふくまれます)。
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